ガスコンロを新しく買い替えたり、引っ越しに伴ってコンロを購入したりする際、迷うことの一つとして「グリル」をどう扱うかということが挙げられます。

 

グリルにはどんな種類があるのか?

グリルはそもそも調理に必要なのか?

グリルのあるなしでコンロはどう変わってくるのか?

 

などなど、疑問に思うことはたくさんあるでしょう。今回は、グリルの種類やそれぞれの特徴、メリットからデメリットまで、詳しい内容を解説していきたいと思います。

 

コンロを購入する際にはぜひ一度、「どのグリルタイプが良いのか」「グリルは必要なのか」などの観点からチェックしてみてくださいね。

 

グリルは大きく分けて3種類ある

 

まず、グリルは大きく分けて3つのタイプに種類分けすることができます。

 

・水あり片面焼きグリル

・水なし片面焼きグリル

・水無し両面焼きグリル

 

この3つですね。

 

ちょっとしたマイナーな違いにも思えるものですが、これらは実際に使ううえで、焼き上がり、手間、お手入れの方法、価格などの面でかなり違いが出てくるものです。

 

「何でもいい」で済ませられるものではないので、コンロ選びに失敗しないためにも、ぜひ違いについては理解を深めておきましょう。

 

水あり片面焼きグリルの特徴

 

ではまず、水あり片面焼きグリルについて違いをご紹介していきます。

水あり片面焼きグリルは、グリルの下に水をひいたうえで、片面を焼くタイプのグリルのことをいいます。

 

そのため、焼き魚などのグリル料理をする際には、あらかじめ水を入れるという工程を挟まなければいけません。また、片面、つまり上からしか焼いてくれないので、両面しっかりと焼き上げるためにはひっくり返す必要も出てきます。

 

水なし片面焼きグリルの特徴

 

これに対して、水なし片面焼きグリルもあります。その名の通りで、水なし片面焼きグリルは、水を入れる必要がありません。

 

水を入れるという工程なしにグリルを始めることができるため、水ありのタイプと比べると少し工程的には楽ということになります。

 

しかし、やはり片面焼きであることには変わりがないため、時間を決めてひっくり返し、両面を焼くという手間がかかるのは事実です。

 

水なし両面焼きグリルの特徴

 

そして三つ目の水なし両面焼きグリルの特徴ですが、水なし両面焼きグリルは水を入れない状態でグリルを始めることができ、焼くのも上下両方からなので、両面を同時に焼くことができるというスグレモノです。

 

「それなら水なし両面焼きグリルが一番なのでは?」と思うかもしれません。

 

確かに機能的に一番優れているのは水なし両面焼きグリルになりますが、両面焼きにも少し問題点はあります。

両面焼きは両面を同時に焼いてくれる分、焼き上がりまでひっくり返すといった動作が全くなく、動かすことがありません。

 

手間としては楽になるものの、焦げ付きやすい、焼き網にくっついて取れなくなるなどの問題が生じることもあるので覚えておいた方が良いでしょう。

 

また、何より両面焼きグリルがついているコンロは、他の二つと比べて値段が張ります。

 

 

 

↑水なし両面焼きグリルがついているガスコンロは、何かと多機能であることがほとんどです。その分価格が上がりやすいというのもあるのでしょう。

 

それぞれのグリルのメリット・デメリット

 

では、3種類のグリルの特徴をそれぞれ解説してきましたが、ここでそれぞれのメリット・デメリットを整理しておきましょう。

 

【水あり片面焼きグリル】

メリット

・ひっくり返す分焼き網にくっつかない

・コンロの価格が比較的安くなる

デメリット

・水を入れる手間がある

・両面を焼くためにはひっくり返す必要がある

 

【水なし片面焼きグリル】

メリット

・ひっくり返す分焼き網にくっつかない

・水を入れる手間がない

デメリット

・両面を焼くためにはひっくり返す必要がある

 

片面焼きグリルは、とにかくひっくり返す手間がかかるのがポイントになります。焼き網にくっつきづらいというメリットはあるものの、

 

・ひっくり返す際に形が崩れてしまいがち

・焼くのに時間がかかる

 

というデメリットが伴うことも覚えておくと良いでしょう。

 

【水なし両面焼きグリル】

メリット

・手間なく両面を焼ける

・水を入れる手間がない

・上下の火加減を調節できるタイプもあり本格的なグリルに挑戦できる

デメリット

・動かさないため焼き網にくっつきやすい

・コンロの価格が高くなりがち

 

両面グリルは、片面グリルと違ってひっくり返す手間が無い分、形が崩れない、両面を一気に焼くため焼き時間を時短できるなどの特徴があります。

 

 

 

↑両面焼きグリルは、やはり早い、楽などでかなり好評です。

 

それぞれのグリルの使い方の違いとは

 

では実際に、それぞれのグリルで焼き魚を作ったとして、使い方にどのような違いが出てくるのかイメージしてみましょう。

 

・水あり片面焼きグリルの場合

 

工程

1.グリルの下に水を入れる

2.魚の表を5分焼く

3.ひっくり返して5分焼く

4.完成、水を捨てる

5.グリルを洗う

 

工程としては、水あり片面焼きグリルはこのように「水を入れる」、「ひっくり返す」、「水を捨てる」、これらの工程が必要になるのが特徴的です。

 

 

↑このように、時間がないときは水を出し入れする工程がかなり面倒に感じられることも多いようです。

 

・水なし片面焼きグリルの場合

 

工程

1.魚の表を5分焼く

2.ひっくり返して5分焼く

3.完成、グリルを洗う

 

一方で同じ片面焼きグリルでも水なしタイプのものであれば、このように「水を入れる」「水を捨てる」工程をごっそり抜くことができます。毎日のようにグリルを使う人であれば、この手間の違いはかなり大きく感じられるかもしれません。

 

・水なし両面焼きグリルの場合

 

工程

1.魚の両面を5分焼く

2.完成、グリルを洗う

 

さらに、水なし両面焼きグリルであれば、まさに焼いてグリルを洗うだけの2工程で済むというお手軽さです。焼き網にくっつきやすいというデメリットはあるものの、工程の楽さと時短ができる点を考えれば、グリル料理を楽しみたい人にはやはり水なし両面焼きグリルを考えたいところですね。

 

 

↑実際に、片面→両面のグリルに変えてとても楽になったという声は多くあります。

 

焼き魚は片面と両面グリルどちらが向いている?

 

ガスコンロのグリルを使って調理されるものの定番としては、やはり焼き魚でしょう。でも焼き魚って実際のところ、片面と両面のグリルどちらが良いのでしょうか?

最後に、グリル料理の定番である焼き魚はどちらが良いのか、参考までにご紹介していきたいと思います。

 

リサーチしてみたところ、以下のような口コミを見つけることができました。

 

Q.ガスコンロのグリル、片面焼きと両面焼きどっちが良いでしょうか?

予算さえあれば両面焼きにこしたことは無いと思いますが、

実際どうなんでしょうか?

 

A.断然、両面焼きグリルですよ。

 

値段の差以上の価値はあります。

魚を焼いてひっくり返すと、皮がズルズルで、身もボロボロということも避けられます。

 

それに焼き時間の短縮にもなりますしね。

 

金銭的に許せれば、ぜーったい両面焼きグリルですよ。

皮面は魚好きにはたまりません。大事に焼いてくださいまし。

 

【引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1417466569】

 

やはり両面はひっくり返す手間がかからない点や身がボロボロにならない点などが評価されているようですね。

 

焼き魚をとにかく楽しみたいという人には、両面グリルの方が美味しく綺麗に焼けるため、やはり水なし両面焼きグリルを検討したいところではありますね。

 

まとめ

 

では最後に、どのグリルが、どんな人に向いているのか整理しておきましょう。

 

・焼き魚を始めたくさんのグリル料理に挑戦したい人

→水なし両面焼きグリル

 

・とにかく手間がかからないのが良い人

→水なし両面焼きグリル

 

・費用は抑えたい、でも手間も極力なくしたい人

→水なし片面焼きグリル

 

・とにかくコスパ重視、グリルが使えればOKな人

→水あり片面焼きグリル

 

・今のところ使う予定はないが一応グリルはつけておこうという人

→水あり片面焼きグリルor水なし片面焼きグリル、あとは価格と相談

 

こういったところでしょうか。片面焼きグリルはやはり少し価格がおさえめなので、「使えればOK」という人や「とりあえずつけておこう」くらいの人であれば、両面焼きグリルに手を出す必要はないかもしれません。

 

一方で、水なし両面焼きグリルは価格は高めになるものの、手間もかからなければ焼き時間も早い、食材が崩れる心配もないなど、グリル料理を楽しみたい人にとってはメリットだらけです。

 

また、ガスコンロとしての機能も充実していることが多く、グリルを使った料理をさまざま楽しむことができます。お金をかけられるなら、思い切って水なし両面焼きグリルが搭載されたガスコンロを選んでみるのも良いかもしれませんね。

 

ぜひ上のポイントを理解しつつ、自分に合ったガスコンロ選びをしてみてください。